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民主党岡山の敗北について都市住民者からの意見 トモ
2000年7月21日(金)

民主党岡山の敗北について私は中心=都市と周辺=地方の違いを感じました。朝立ちや後援会組織の重要性も指摘されますが、それ以上に民主党が岡山のような地方都市にどのように民主党をアピールしたかが問題のように思えます。

私は前回の総選挙を見ていて、民主党の地方におけるビジョンが見えなかったような印象を受けました。都市の人はもう自民じゃだめだから、はっきりとは実体が見えないけど(それがいい結果に繋がった)民主にやらせてみようかと思った方が多いと思います。

しかし地方ではその実体のあやふやさが有権者の心を離れさせたと思います。地方の人達には都市部の人間より、実体が見えた方がいいと思います。民主党の政策は先見性に富んでおり実にグローバルですが、その反面実体がよく掴みきれません。

民主党のめざす道はイギリスのような2大政党制の一翼を担う政党になることでしょう。しかし、その模範となるイギリスのような政治的に成熟した国民がどのくらいいるのでしょうか。

世界中の人と知り合いましたが、都市の人はほとんど同じでグローバルな考えを指向します。それでも東京の人の政治意識や成熟さはイギリス人の足元にも及ばないと思います。

特に国民のほとんどが都市部の住民ではないので、これからの民主党はいかに地方の人に民主党の進む道をアピールするかにかかってくると思います。そしてそれがその土地の住民に対してどのような関わりを持ってくるのかをアピールすること。

自由党はそのビジョンを明確に打ち出すよう努力しているのがわかります。それが前回の比例でのあの得票数を得たのでしょう。今回の岡山の結果はそれが足りなかったかもしれません。その点を改善しないと、今後民主党は都市政党になり到底国民政党にはなることはできないと思います。

私は岡山の人間ではないので、私の意見に何か誤りがあるかもしれません。誤りがあったら、ご指摘をお願い致します


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